隆慶一郎作品にハマる

好きな方には何を今さらっていう感じですが

小説「影武者徳川家康」をだいぶ前に買ってから気にはなってたんですが

毎日の煩雑さに追われて記憶の片隅に埋もれてたのがなんか急に蘇ってアマゾンで買ってしまいました

隆慶一郎作 「吉原御免状」と続編「かくれさと苦界行」

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御免色里吉原に伝わる神君御免状を巡り

後水尾天皇の子であり宮本武蔵に育てられた松永誠一郎と吉原の人々と

御免状を狙う裏柳生との死闘を描いてます

あんまり書くとネタバレになりますが傀儡子一族の伝承と交流

吉原の幻斎こと庄司甚右衛門や名主、三浦屋四朗左衛門、山田屋三之丞、並木屋源左衛門、野村玄意

いづれも剣や体術の達者であり宮本武蔵の弟子だった人もいて頼もしさを感じる人達

花魁高尾との交情、裏柳生のくの一であり花魁勝山との交情

不思議な能力を持ちのちに誠一郎の妻となる少女おしゃぶ

敵でありながら深い交情で結ばれたお小夜

柳生一族の柳生十兵衛、敵でありながら表柳生を守るため誠一郎に手を貸す柳生宗冬

柳生家の守護神荒木又右衛門

さらに裏柳生の統帥にして宿敵柳生烈堂こと義仙

さらには御免状を与えた影武者徳川家康=世良田二郎三郎元信(影武者徳川家康の主人公)

そして黒衣の宰相と呼ばれた天海=明智光秀

貪欲な権勢欲にまみれ裏柳生を操り神君御免状を狙う老中酒井忠清

なんとも魅力溢れる登場人物が興味を掻き立てます

ちょっとエッチな大人の描写も魅力的な本ですね、影武者家康説はもうこの本から書いていたのですね

ちょっと将軍秀忠や柳生家が悪く書かれすぎてる気もしますが・・・悪役も必要ですしね

御免色里吉原がいわゆる傀儡子と呼ばれた道々の輩達にとっての

城であり公界であるという解釈は引きこまれます

信Onにインしないで読みふけってしまいました

こんな面白い作品を書いた隆慶一郎先生ですがわずか5年の作家活動で急逝されてしまいます

もっとこの方の作品を読んでみたかったな~と思います

こんなに面白いのめり込める作品を書いて下さった隆慶一郎先生にお礼を言いたいです

ありがとうございました
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by pentori | 2014-06-24 01:18 | 日常 | Trackback | Comments(2)

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Commented by 東条 at 2014-06-24 17:21 x
隆慶一郎作品良いですよね~私も大ファンです。

前田慶次が主役の「一夢庵風流記」、家康の孫の「捨て童子松平忠輝」、後水尾天皇の「花と火の帝」
、刀鍛冶「鬼麿残人剣」、比叡山焼き討ちの「風の呪殺陣」、「見知らぬ海へ」、「かぶいて候」、「駆込寺陰始末」、「柳生刺客状」、「柳生非情剣」…

どれも面白いですが、一番のお薦めは「死ぬことと見つけたり」です。
徳川初期の九州鍋島藩の武士道「葉隠」をテーマにした作品です。
是非、一度読んで見てください。
Commented by pentori at 2014-06-24 19:21
ほうほう結構作品多いですね~
始めて知った作品もありますです
機会があれば是非読んでみたいですね